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ソラゴト通信局

呼吸するライトノベル作家・石原宙のブログです

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『小説おそ松さん 前松』発売しました

こんばんは。石原宙です。
ついに7/29『小説おそ松さん 前松』発売となりました。

通常版と缶バッジ付限定版があります!


口絵も夏っぽくて、意外とこういう格好の6つ子たちって新鮮ですね。
内容的には相変わらずな感じで、アニメを見ていた人ならすっと入っていけるんじゃないかなと思います。
ネタ打合せの段階からお忙しい中アニメのスタッフさんに入っていただき、一緒に作ったまさに本家おそ松さん。

それでいて、小説だからできる、6つ子たちの心情描写なども楽しめるので、買って損はない一冊だと思います。


なお、よく見ると私の名前が変に小さいですが、誤植ではありませんあしからず…。



これにはちょっとした事情があり…。
元々私はサポートのみで前松を直接書く予定はありませんでしたが、出しゃばって書いてしまった経緯があり、もともと担当されていた三津留先生を立てる意図で自分の名前を小さくしてもらいました。

なので、誤植でもなければいじめに遭っているわけでもありません。
石原宙は元気です。よろしくお願いします。

 

まぁ、誰が書いたかなどどうでもいいことで、これは松野家の6つ子たちの物語です。
いつも通り彼らの馬鹿馬鹿しい日常を楽しんでもらえたらと思います。
そして、9/17発売予定『VSこち亀』の情報も解禁されました。


『VS.こち亀』公式サイト


錚々たる作家先生たちの中に、私も紛れ込んで、こち亀×おそ松さんを書かせていただきました。

こちらも追々お知らせをブログに書きます。
ひとまず8/1発売予定の週刊少年ジャンプに試し読みが掲載されますので、ぜひ見てみてください!


11/29発売予定『小説おそ松さん 後松』ともども、よろしくお願いします!

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書店さんへご挨拶回りでお邪魔しました


『世界で2番目におもしろいライトノベル。』(集英社ダッシュエックス文庫)

ついに発売しました。

なかなか好調な滑り出しのようで、感謝感謝です。

いろいろと精神をすり減らして書いた部分もあり、そのあたりを汲んでくださっている方もやはりいて、書いてよかったなと思っています。


さて、発売当日です。

地元のいくつかの書店さんへご挨拶で回らせていただきました。

どちらでも温かく迎えていただき、孤立無援で戦っている気分でしたが、こんなに応援してくれる方がいらっしゃるんだなと、勇気と感動を覚えながら帰ってきました。


まずは、地元書店界の雄、三洋堂新開橋店さんにお邪魔しました。

実はちょうどお店がリニューアルオープンの日だそうで、そんな多忙ななかご対応いただきありがとうございました。



新刊台に(強引におしつけた)色紙とともに陳列していただきました。

ありがとうございます。

新しいお店は、広くてきれいですごく良い感じでした。品揃えも豊富!

さらにこちらも地元レンタル界の雄、ゲオが入り、時間のある時はふらっと入って楽しめるお店になっています。お近くの方はぜひ!


そして、名駅に戻り、伺ったのはアニメイト名古屋店さんです。

名古屋という地方にありながら、売り上げ規模は全国屈指という、いつもお客さんで溢れているお店で、おそるおそるラノベコーナーへ入ると。




!!!

こんな素敵なコーナーが!

感動しました。

発売日にあわせ、急いで作ってくださったそうです本当にありがとうございます。




 ↑ こんな賑やかな仕上がりに! 手間がかかったと思います……。




 ↑ こうして過去作まで並べてくださって……愛を感じました。

さらに、「サイン本とか……? その、もしよければ……? 全然書かせていただくんですけど……? ていうか書きたい……みたいな……?」

と、大の大人がきもい感じでもじもじ申し出ると、「ぜひ」と言っていただいて、バックヤードでサイン本も書かせていただきました!

それが翌日、10時から販売となり、11時すぎには完売されたそうです。



本当にありがとうございます! 

しかも帰りにはお土産までいただいてしまうという……温かい。温かいです。

引き続きよろしくお願いします。


そして、次はとらのあな名古屋店さんへ。

とらのあなさんは何がすごいかと言うと、



まだ「8番目のカフェテリアガール」のポスターを張ってくださっている!!

しかもラノベ売り場のエレベータの上なので結構目立って、「ああ、あれあれ笑」と指さして話題にしてくださるお客さんもいるそうです。やりました。

もっといじってください。

そして新刊台にも、




 ↑ こんな感じで、過去作とともに陳列してくださいました! ありがとうございます!

その後、こちらでも、(なかば強引に押しつけた)サイン色紙を一緒に飾ってくださってるそうです。感謝です……。

ぜひご来店を。


そして、お昼休憩で、東京からきている担当編集氏に気を配り、名古屋名物味噌煮込みうどんを食べました。



担当氏は名古屋力が低く、味噌煮込みうどんも食べたことがないそうでした。

かわいそうな人です。

だから食べ方から教えてさしあげました。

名古屋の味噌煮込みうどんには取り皿がありません。鍋のふたを取り皿代わりにするのです。

当然担当氏はそんなことも知らないので、「取り皿は?」なんてピヨピヨ言っていましたが、そこで親切な私がご指導します。

石原「名古屋の人はみんな熱さに強いので、鍋を直接手でもって、うどんや具ごとがぶがぶ飲むんですよ」

担当氏「……まじですか?」

積年の恨みを晴らすため、口の中から食道から、やけどまみれにして差し上げようとおもいましたが、周囲を観察し、正しい食べ方を自ら学んだようでした。

ちっ。

恨みを晴らすのは次の機会に持ち越しです。


そして、昼食後、メロンブックス名古屋店さんへお邪魔しました。

ラノベ担当者さんも店長さんもお初にお目にかかりましたが、本当に優しいお人たちでした。

サイン本の話をもじもじまた切り出すと、ラノベ担当者さんから名言が飛び出します。

彼は陳列されていた本をすべてとり、「ある本全部お願いします」と。

「返す(返本)気ないんで」と。

しびれました。もう口説く気かと。

サイン本というのは、売り物にサインを書いてしまうので、返本がききません。

だからもし売れ残ったら自分たちで負担しなければならないのです。

それをある分全部とは。

主人公かな? ハーレム作る気かな? と思いました。



 ↑ こんな感じで陳列していただき、こちらもすぐに完売されたそうです。

ありがとうございます!! 

男を感じるお店でした。


そして、名古屋駅を離れ、一路大須へ。

向かったのは三洋堂上前津店さんです。

顔なじみのラノベ担当者さんはお休みだったので、店長さんにご対応いただきました。

初対面でしたが、とてもにこやかで優しい方で、たいへん癒されました。



 ↑ こんな感じで飾っていただきました! ありがとうございます!!

作中では、お店のある大須が出てくるので、そのへんもとりあげて押し出していけたらとおっしゃっていただけました。

「8番目のカフェテリアガール」の時もプッシュしてくださって感謝しきりです。

店長ありがとうございました!!


そして最後のお店、ゲーマーズ名古屋店さんです。

ここも入った途端、度肝を抜かれました……。




面積的に半分以上私の作品で占められているじゃないですか!!

わかりやすくするとこうです!! ↓




うん、わかりやすい!!

ともかく、一番目立つ新刊台にここまでしていただいたので、靴くらいはいつでもなめたいと思います。

デビュー作ふくめ、過去作も並べてくださってるのが本当にうれしいです  ↓




新刊台なのに……。

怖いものしらずのゲーマーズ名古屋店さんへみんないこう!!

売れなかったら本当にごめんなさい!!! 靴なめますね!!!


……というわけで、発売当日のレポートでした。

本当にもう、感謝の言葉しかありません。

ありがとうございます。大好きです。

応援してくださっている店舗さんで積極的に買い物したいと思います。


なんとか売り上げに寄与するということで恩返しができればと思っています。


「世界で2番目におもしろいライトノベル。」(集英社ダッシュエックス文庫)


良い作品になったと思います。

迷っている方はこの機会にぜひどうぞ!






















『世界で2番目におもしろいライトノベル。』発売によせて


本日10/23(金)『世界で2番目におもしろいライトノベル。』(集英社DX文庫)

ついに発売です。







今作のテーマは、「ライトノベルは妙な批判が多いけど、そうした叩きもひっくるめて笑い飛ばして、みんなでもっと楽しもうよ!」ということです。

ラノベは自由で貪欲で、浅はかな叩きなんてそれすら笑いのネタにするバイタリティがあって、それが私は大好きです。

形式とか格式だとかどうでもよくて、ただ自由で、楽しくて、嫌な現実から違う世界へ連れていってくれます。

本のあとがきにも少し書きました。

漫画やライトノベルのともすれば軽んじられる馬鹿騒ぎが誰かを救うことがあります。

私は何度も救われました。

頭の線が焼き切れそうなほど悔しい思いもしたし、なんで自分ばっかりこんなに苦しまなきゃなんないんだって死にたくもなりました。

でも、漫画やライトノベルがこことは違う世界があることを教えてくれたし、夢や勇気をくれたし、かわいい女の子の素敵な笑顔とパンツを見せてくれました。

私にとってライトノベルは理不尽な現実に対抗する鎮痛剤であり、明日のための充電基地でした。

この作品は、だから恩返しでもあります。

ライトノベルはいま苦境に立たされています。市場規模が右肩上がりの時期は終わり、売り上げは年々減少を続けています。

的を射ない批判にさらされ、ネットに乗って強化されたデマゴーグが多くの人を惑わせています。

それを救うだなんておこがましくて言えないですが、こんな私でも「ライトノベルは面白いんだよ!」と叫ぶことはできます。

私みたいな下っ端がライトノベルをテーマに書くだなんて恐れ多くて、かなり悩みましたが、好きなものを好きと言うだけだと考えると、覚悟が決まって、筆もすいすい進みました。

私はラッキースケベが好きだし、普段は頼りないけど戦えば無敵の主人公が大好きです。

異世界が好きです。勇者と魔王が好きです。異能バトルも大好きです。

平凡な男の子がある日、運命を背負った美少女に出会って、規格外の能力に目覚め、大事なものを守るために戦う。

超かっこいいです。

かわいい女の子に囲まれて、意味不明の部活に無理やり入部させられて、ありえない強権を持つ生徒会と対決する。

幸せじゃないですか。

そういう世界があるから希望を失わずに生きていられます。真面目な話です。

鎌倉市図書館の司書さんが言ってくれました。



今年かなり話題になったツイートでした。

よくぞ言ってくれたという感じでした。

今まさに苦しんでいる子には響いたんじゃないでしょうか。

若い時代なんて、苦しいことばかりなんですよ。支えがないとうまく生きていけないんです。

そして、ライトノベルもあるよ、とよく言ってくれました。

ライトノベル作家は読者を楽しませるために、必死になって、体力も精神もすり減らして一つ一つの作品を作っています。

だから、どこかで辛い思いをしている誰かの毎日を少しでも癒す力があると思っています。



『世界で2番目におもしろいライトノベル。』

地味に物議を醸しているタイトルですが、決まるまで二転三転しました。

企画段階では、『レンタルメサイア№5』といいました。

その後、『終幕英雄<エンドロール>の惜日』、『となりの終幕英雄<エンドロール>!』、『終幕英雄<エンドロール>は終わらない』となり、しかしどれも没とされ、「世に刺さるような強いタイトルがほしい」という編集氏の意見を踏まえ、『世界で2番目におもしろいライトノベル。』となりました。

当初、私はかなりの拒否感を示しましたが(当然です)、今となってはこれでよかったかなと思います。

みんなに読んでほしい話だから、注目してもらえる服を着ることも必要だと思ったからです。

帯だって、すんなりとは決まりませんでした。

私の意見は「最強のライトノベルの主人公たちが俺の脇役になってしまった」という作品のコンセプトを大きく書いてほしいということでした。

だけど、最初に出てきたデザインは、「ラノベを愛する全てのひとへ」と大きく書かれたものでした。

(再掲)



それは編集さんの考えを反映したものでした。だから私は上記のような意見を述べました。

抽象的なメッセージよりも、作品のコンセプトをはっきり書いた方がいいと。

帯はとても重要です。タイトルとともに、ぱっと見で読者に飛び込んでくる情報です。

タイトルとイラストと帯、ここで注目をひけなければ負けと言っても過言じゃありません。

編集さんは私の話を聞いて、「わかりました」と言いました。

でも、上がってきた第二案には、変わらず「ラノベを愛する全てのひとへ!!!」と書いてあって、私が要請した作品のコンセプトは脇に寄せて書いてありました。

ぜんぜんわかってねえじゃねえかと思いました。

でも私はそれに対して憤慨することはありませんでした。

むしろこの人はそれだけこの作品を大事に思ってくれてるんだなと思いました。

「ラノベを愛する全てのひとへ」なかなか言えることじゃありません。かなり大口叩いています。おかげで私の両膝はいまだにがくがく言っています。

作品作りの最中は、メールやLINEで頻繁に連絡をとりますが、編集さんは言いました。

「この作品は多くの人に読んでもらいたい」「全力で売りにいきます」

それは、私がずっと言ってもらいたかった言葉でした。

約4年前、私は集英社のライトノベル新人賞をいただいて世に出ました。

授賞式の夜、私は初代担当にこんなことを言われました。

「こんなこと言っちゃいけないけど、作品を世に送り出すのは競馬を見るのと同じ感覚」と。

市場は複雑を極め、何が当たるかわからない。お金と労力をかけて大きくプッシュした作品が不発に終わり、ほとんどプロモーションをかけなかった作品が大きくはねたりします。

その感覚は、数年の作家経験をへた今、よりよく理解できます。

でも、当時の私はさみしい気持ちになったのは確かでした。

彼は悪い人ではありません。私を馬鹿にしていたわけでも、びびらせようとしたわけでもありません。

率直に現実を教えてくれたので、そういう意味ではとても果断で、思慮深い人でした。

ライトノベルというのは、一つのレーベルで月に何冊もでています。

多ければ20冊、最近のDX文庫では6冊程度です。

それが毎月続きます。作っては出し、作っては出しの繰り返しです。

ゆえ、一部の大型新作や既存の売れ筋作品を除けば、一つの作品にあまり入れ込むことはできないのです。

悪い言い方をすれば、流れ作業になってしまうのかもしれません。

編集さんにとっては、私の作品もその毎月こなすルーティンの一つでしかありません。

なのに「この作品は多くの人に読んでもらいたい」「全力で売りにいく」、そう言ってくれた心意気には、さすがの私も打たれました。

今は誰かれかまわず喧嘩を売る狂戦士と化した編集氏ですが、かつては人の心を持っていたのです。

まだ私は根に持ってますけど(過去記事参照ください)。


……などといろいろ書きましたが、今作は別に重い内容じゃありません。

当然ラノベ叩きの本でもありません。

いたって普通の、軽くて陽気な学園コメディです。

ライトノベルが好きな人と、「やっぱラノベ面白いよね!」とわかちあうお祭りみたいな感覚で書きました。

気が向いたら暇つぶしに読んでみてください。適当にトイレとかで。

『世界で2番目におもしろいライトノベル。』

よろしくお願いします!


編集部ブログでもいろいろ紹介してくれました。ありがとうございます。
 ↓↓↓↓↓

あらすじ紹介


特典情報






俺の編集が狂戦士だった件

こんばんは。石原宙です。


見本誌がきました。




10/23(金)発売
「世界で2番目におもしろいライトノベル。」
(集英社DX文庫)

予約受付中です。   amazon予約


ついに新刊発売まで一週間を切りました。

胃が痛いです。いつもよりずっとです。
この痛みの原因は、荒れた食生活でもなければ、緊張でもヒスタミンでもなく、ひとえに血の気の多いタイトルのせいです。
わたしは悪くありません。
みんな担当編集が悪いのです。


集英社DX文庫編集部ブログ
↑↑編集部ブログでこんな記事を書いてましたが、やつはどうかしているのです。


正常な思考ができていないのです。
きっと具合が悪いんだと思います。頭の。
いまや月に100冊以上も刊行され、出版レーベルも男女向けあわせて20以上も存在し、本もWEBも含めれば星の数ほどラノベがある中で、世界で2番目におもしろいなどと、どの口が言うんでしょうか。
群雄割拠のラノベ戦国時代のいま、業界そのものに盾突くなど正気の沙汰ではありません。
死ねばいいんでしょうか。
思えば、企画段階からおかしかったのです。
「ラノベ業界に喧嘩売りましょうよ!」盛んにそう言っていた担当氏。
本作から担当になったので、どんな人なのかな、よくしゃべる人なのかな、いろいろ考えました。
編集さんも人間なので、押しの強いタイプだったり、比較的作家にまかせるタイプだったり、いろいろです。
編集さんと作家の相性というのは作品の出来に大きく関わります。
とことん相性があわないと、企画は通らず、気力も失い、髪は抜け、悲しいかな作家が筆を折るケースさえあります。
だから自分の担当がどんな人なのかというのは、作家にとってまさに生死にかかわる問題なわけです。
・・・・・・からの「ラノベ業界に喧嘩売りましょうよ!」です。
「やるなら今しかないですよ!」とも言っていました。
まじか、と。
ただあなたが今むしゃくしゃしてるだけなんじゃないんですか、と。
押しが強いとか弱いとかじゃなく、ただひたすら武闘派なのです。
そうして、なかば脅される形でプロットを書き、気がつくと編集会議を通過していました。
原稿を書き、改稿をへて、無事入稿。
そしてできあがったカバー裏面がこれです。
こんな注釈ついてるあらすじがあるか!!
血の気多すぎるだろ!!! ばか!!!
「帯とかあらすじとかカバーに入る文言は読み手に刺さる端的なものがいいですよね」とは言いましたけど、刺さりすぎだろ!! 血が出るわ!!!

そもそもわたしが用意していた企画は、「ラノベは色々言われるけど、それすら笑い飛ばしてみんなでもっとラノベを楽しもうよ!」という純粋なものだったはずです。

読んでいただいたらわかると思いますが、ラノベ愛に溢れているんです。

いったいうちの編集はどうしてそんなにラノベ界に喧嘩を売りたがるのでしょうか。
ラノベに親でも殺されたのでしょうか。
これはもはや編集の皮をかぶった狂戦士です。
攻撃力3倍の代償に敵味方関係なく攻撃してくるのです。
実際すでにわたしの胃壁はボロボロです。
ラノベのタイトル風にいうなら、「俺の編集が狂戦士だった件」あるいは「俺の編集がこんなに見境ないわけがない」です。
意外と面白そうです。面白くないです。
こんなものを出して、日頃お世話になっているベテランの先生方にどんな顔して会えばいいんでしょうか。
どれだけ礼儀正しくしても「ああこいつは俺らに喧嘩売ってんだな」とか「あの笑顔の裏でほくそ笑んでやがるんだなこの豆ダヌキめ」と思われてしまいます。
そんなわけないんです。ゆるしてください。
みんな担当編集が悪いのです。
わたしはすべての作家先生を尊敬しているし、ラノベを愛しているのです。
せめて担当氏が薄幸の美少女JCだったらゆるされたのに、どうして薄幸でも美少女でもなければJCでもないんですか。
むしろ薄幸なのはわたしじゃないですか。
だからこれはもうできるだけ多くの人に買って読んでもわらうしかありません。
そうでないとこの魂と胃壁と抜けた毛髪は報われません。
どうか読んでみてください。
10/23(金)発売
「世界で2番目におもしろいライトノベル。」
(集英社DX文庫)
よろしくお願いします!

世界で2番目におもしろそうな書影とあらすじ公開です


こんばんは。石原宙です。


10/23(金)発売 
『世界で2番目におもしろいライトノベル。』
(集英社DX文庫)


集英社DX文庫公式サイト



書影公開です。





美しいです。すごくないですか。


見るからに世界で2番目におもしろそうです。


H2SO4さんありがとうございます。お願いしてよかったです。


安西先生風にいうなら「きみがいてよかった……」です。


まだ表紙の主人公とヒロインのみですが、ほかのキャラも素敵です。


主人公は灰川祭といいます。


「認知度海抜0m」を自負する生まれつき存在感ゼロのかわいそうな子です。


趣味はブログでラノベ叩き。


かつてはラノベ作家をめざしていたはずなのに、愛憎が逆転してしまいました。


ヒロインは赤瀬川夏恋。


"終わりの魔法少女"とよばれる、"終幕英雄<エンドロール>"の一人です。


終幕英雄とは、いわば"最終回後の主人公"


"終わりの魔法少女”

"伝説の勇者”
"学園異能の覇者”
"異世界帰りの救世主”

ひねくれた人生を歩んできた祭の前に現れたのは、よりによって彼の嫌ったライトノベルの主人公たちでした。


※もう少しくわしいあらすじは過去記事参照ください。


情報公開のたびブログ更新していきますので、よかったら見てください。


人助けだと思って。


よろしくお願います。