『世界で2番目におもしろいライトノベル。』(集英社ダッシュエックス文庫)
ついに発売しました。
なかなか好調な滑り出しのようで、感謝感謝です。
いろいろと精神をすり減らして書いた部分もあり、そのあたりを汲んでくださっている方もやはりいて、書いてよかったなと思っています。
さて、発売当日です。
地元のいくつかの書店さんへご挨拶で回らせていただきました。
どちらでも温かく迎えていただき、孤立無援で戦っている気分でしたが、こんなに応援してくれる方がいらっしゃるんだなと、勇気と感動を覚えながら帰ってきました。
まずは、地元書店界の雄、三洋堂新開橋店さんにお邪魔しました。
実はちょうどお店がリニューアルオープンの日だそうで、そんな多忙ななかご対応いただきありがとうございました。
新刊台に(強引におしつけた)色紙とともに陳列していただきました。
ありがとうございます。
新しいお店は、広くてきれいですごく良い感じでした。品揃えも豊富!
さらにこちらも地元レンタル界の雄、ゲオが入り、時間のある時はふらっと入って楽しめるお店になっています。お近くの方はぜひ!
そして、名駅に戻り、伺ったのはアニメイト名古屋店さんです。
名古屋という地方にありながら、売り上げ規模は全国屈指という、いつもお客さんで溢れているお店で、おそるおそるラノベコーナーへ入ると。
!!!
こんな素敵なコーナーが!
感動しました。
発売日にあわせ、急いで作ってくださったそうです本当にありがとうございます。
↑ こんな賑やかな仕上がりに! 手間がかかったと思います……。
↑ こうして過去作まで並べてくださって……愛を感じました。
さらに、「サイン本とか……? その、もしよければ……? 全然書かせていただくんですけど……? ていうか書きたい……みたいな……?」
と、大の大人がきもい感じでもじもじ申し出ると、「ぜひ」と言っていただいて、バックヤードでサイン本も書かせていただきました!
それが翌日、10時から販売となり、11時すぎには完売されたそうです。
本当にありがとうございます!
しかも帰りにはお土産までいただいてしまうという……温かい。温かいです。
引き続きよろしくお願いします。
そして、次はとらのあな名古屋店さんへ。
とらのあなさんは何がすごいかと言うと、
まだ「8番目のカフェテリアガール」のポスターを張ってくださっている!!
しかもラノベ売り場のエレベータの上なので結構目立って、「ああ、あれあれ笑」と指さして話題にしてくださるお客さんもいるそうです。やりました。
もっといじってください。
そして新刊台にも、
↑ こんな感じで、過去作とともに陳列してくださいました! ありがとうございます!
その後、こちらでも、(なかば強引に押しつけた)サイン色紙を一緒に飾ってくださってるそうです。感謝です……。
ぜひご来店を。
そして、お昼休憩で、東京からきている担当編集氏に気を配り、名古屋名物味噌煮込みうどんを食べました。
担当氏は名古屋力が低く、味噌煮込みうどんも食べたことがないそうでした。
かわいそうな人です。
だから食べ方から教えてさしあげました。
名古屋の味噌煮込みうどんには取り皿がありません。鍋のふたを取り皿代わりにするのです。
当然担当氏はそんなことも知らないので、「取り皿は?」なんてピヨピヨ言っていましたが、そこで親切な私がご指導します。
石原「名古屋の人はみんな熱さに強いので、鍋を直接手でもって、うどんや具ごとがぶがぶ飲むんですよ」
担当氏「……まじですか?」
積年の恨みを晴らすため、口の中から食道から、やけどまみれにして差し上げようとおもいましたが、周囲を観察し、正しい食べ方を自ら学んだようでした。
ちっ。
恨みを晴らすのは次の機会に持ち越しです。
そして、昼食後、メロンブックス名古屋店さんへお邪魔しました。
ラノベ担当者さんも店長さんもお初にお目にかかりましたが、本当に優しいお人たちでした。
サイン本の話をもじもじまた切り出すと、ラノベ担当者さんから名言が飛び出します。
彼は陳列されていた本をすべてとり、「ある本全部お願いします」と。
「返す(返本)気ないんで」と。
しびれました。もう口説く気かと。
サイン本というのは、売り物にサインを書いてしまうので、返本がききません。
だからもし売れ残ったら自分たちで負担しなければならないのです。
それをある分全部とは。
主人公かな? ハーレム作る気かな? と思いました。
↑ こんな感じで陳列していただき、こちらもすぐに完売されたそうです。
ありがとうございます!!
男を感じるお店でした。
そして、名古屋駅を離れ、一路大須へ。
向かったのは三洋堂上前津店さんです。
顔なじみのラノベ担当者さんはお休みだったので、店長さんにご対応いただきました。
初対面でしたが、とてもにこやかで優しい方で、たいへん癒されました。
↑ こんな感じで飾っていただきました! ありがとうございます!!
作中では、お店のある大須が出てくるので、そのへんもとりあげて押し出していけたらとおっしゃっていただけました。
「8番目のカフェテリアガール」の時もプッシュしてくださって感謝しきりです。
店長ありがとうございました!!
そして最後のお店、ゲーマーズ名古屋店さんです。
ここも入った途端、度肝を抜かれました……。
面積的に半分以上私の作品で占められているじゃないですか!!
わかりやすくするとこうです!! ↓
うん、わかりやすい!!
ともかく、一番目立つ新刊台にここまでしていただいたので、靴くらいはいつでもなめたいと思います。
デビュー作ふくめ、過去作も並べてくださってるのが本当にうれしいです ↓
新刊台なのに……。
怖いものしらずのゲーマーズ名古屋店さんへみんないこう!!
売れなかったら本当にごめんなさい!!! 靴なめますね!!!
……というわけで、発売当日のレポートでした。
本当にもう、感謝の言葉しかありません。
ありがとうございます。大好きです。
応援してくださっている店舗さんで積極的に買い物したいと思います。
なんとか売り上げに寄与するということで恩返しができればと思っています。
「世界で2番目におもしろいライトノベル。」(集英社ダッシュエックス文庫)
良い作品になったと思います。
迷っている方はこの機会にぜひどうぞ!